2011年03月13日20時37分掲載
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東日本大震災
千葉のコスモ石油「LPGタンク」の火災 〜スタンドでは給油制限も〜
コスモ石油によると、地震の後、火災を起こしている千葉製油所のLPGタンク(千葉県市原市)は13日午後3時30分の時点で縮小しているが未だ鎮火できていない。
コスモ石油ではサービスステーションの一部が休業になっている。特に東北、関東地区のサービスステーションでは供給体制が大きなダメージを受けており、石油製品の供給が滞っているという。給油数量を制限したり、営業時間を短縮したりすることもあるが理解して欲しい、とホームページで呼びかけている。
以下はコスモ石油ホームページから。
■重要なお知らせ
弊社サービスステーションの営業について
この度発生しました東日本大震災の影響で、弊社サービスステーションの一部が休業になっております。お客様には大変ご迷惑をおかけ致しております。
現在、営業中の東北、関東地区サービスステーションにおきましても、供給体制が大きなダメージを受け、石油製品の供給がひっ迫している状況でございます。
当社といたしましては、停止した製油所・出荷基地の早期再開などをおこなう事により、全社をあげて最大限安定供給に努めてまいりますが、お客様には給油数量の制限をお願いする事や、営業時間を短縮させて頂く場合などもございますので、何卒ご理解、ご協力賜わります様お願い申し上げます。
2011年3月13日
コスモ石油株式会社
コーポレートコミュニケーション部 広報室
▼14日(月)午前8時現在で千葉県市原市にあるコスモ石油・千葉製油所のLPGガスタンクは燃え続けている。しかし、すでに周囲の1000人の住民への避難勧告は解除された。有害物質が飛散しているという根拠のない流言が出回っているが注意をして欲しい、と呼びかけている。インターネットでも、コスモ石油を騙る悪質なチェーンメールが出回っているという。
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