2011年04月20日23時40分掲載  無料記事
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東日本大震災

【たんぽぽ舎原発情報】避難基準、チェルノブイリと比較すると

 1986年に起きたチェルノブイリ原発事故直後のソ連の基準は100mSv/年でした。2年目が50mSv/年、3年目に30mSv/年でした。事故後5年後のベラルーシの避難基準には2段階ありました。一つは公衆被曝の1mSv/年を超えると「移住権利」が発生します。住民は移住するか否かを自分で選択します。もう一つ5mSv/年を超える場合、「移住義務」になります。 
 
  また、0.5mSv/年を超える場合「放射線管理強化」となります。福島全域のみならず、茨城北部なども管理強化すべきでしょう。 
 公衆被曝の法的基準である1mSv/年を超えた場合に避難する権利が発生するのは法的に適正でしょう。日本の場合は避難により発生する損害は東京電力に補償義務があるはずです。 
 
  今後、日本の避難基準がどう推移するのか、市民としてしっかり監視する必要があると思います。 


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