2011年05月18日15時09分掲載
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文化
潮出版社 『パエトーン』―20年以上前の反原発マンガ無料公開中!
【たんぽぽ舎原発情報】山岸凉子さんという漫画家さんの作品『パエトーン』が、潮出版の公式サイトで無料公開されています。『パエトーン』は、神になり代われると思い上がったパエトーンをめぐるギリシャ神話になぞらえて、原子力発電の是非を世に問いかけた短編マンガです。
1986年のチェルノブイリ原子力発電所事故の発生を受け執筆されたそうですが、今回の福島原発事故を受けて、特別に無料公開されたようです。20年以上も前の作品ですが、その内容は今読んでも古さを感じさせません。
25年前に、チェルノブイリ事故があり、その直後にこのような警告がありながら、我々は愚かにも福島原発事故を起こしてしまいました。改めて多くの方々に読んでいただきたいともいます。また、マンガという手法で反原発を訴えていることも素晴らしいと思います。
山岸凉子『パエトーン』
http://www.usio.co.jp/html/paetone/index.html
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