2011年06月08日03時02分掲載  無料記事
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市民活動

丹波マンガン記念館の再開

  「昨年6月以来再開館の準備を進めておりました丹波マンガン記念館は、在日コリアンと日本、及び韓国の関係諸団体のみならず韓国国会議員にも参席賜り2011年6月26日に再開館式を催し、同7月3日より一般参観を開始する運びとなりましたことを、ここにお知らせするものです。 
 
  ご承知の通り、丹波マンガン記念館は、朝鮮半島と日本列島に暮らす人びとの歴史を紡ぐ大切な碑として創建され、李貞鎬初代館長とその家族のたゆまぬ努力によって、1989年から20年間、多くの朝鮮人鉱山労働者が担った苦難の記憶を伝えてきましたが、諸般の事情により2009年に閉館を余儀なくされました。 
  しかしながら、その閉館を惜しむ声は、所在地の丹波地域だけでなく日本全国、更には海を越えた地域からも上がり、そのような声に背中を押されて多くの関係者が再会館の準備に努めて来ました。 
 
 再開する丹波マンガン記念館は、朝鮮人労働者によるマンガン採掘労働の過去の歴史を展示するにとどまらず、戦後の世代である私たちがそれぞれの生き方を尊重しながらも多様な協力関係を築き、豊かな未来を作る営みを示す場として、又、朝鮮半島と日本列島に暮らす人々との友好親善を象徴するかけがえのない絆の場として、鋭意努力して行くでしょう。」 
 
1. 日時  2011年6月26日(日)  午後 13:00 〜 17:00 
2. 会場  京都市右京区京北下中町西大谷 
「丹波マンガン記念館」に於いて 
3. 内容  
1部:式典 再開館式、山神祭、功労者表彰式 
じん肺で亡くなった鉱夫たちの慰霊祭(※西・東本願寺僧侶による) 
 2部:懇親交流会 (心ばかりの粗餐を用意しております) 
 
参加費 
 貸し切りバス代(京都駅八条口または四条大宮)+懇親会費用 
    1、貸し切りバスに乗った場合 5000円 
    2、貸し切りバスに乗らなかった場合 2000円 
 
参加申し込み FAX 075−681−0281 
事務局    TEL 075−681−0280 
 
京都府京都市南区東九条北河原町5番地 
特定非営利活動法人丹波マンガン記念館 
理事長 中村 尚司 
館長  朴 実 


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