2011年07月14日13時01分掲載
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リビア西部の町で反政府軍が略奪 ヒューマンライツウォッチが非難声明
ヒューマンライツウォッチはカダフィ大佐の政府軍と戦っている反政府軍が奪取したリビア西部の4つの町で、略奪行為や放火、暴行などを行っていると非難している。
http://www.hrw.org/en/news/2011/07/13/libya-opposition-forces-should-protect-civilians-and-hospitals
略奪などが行われていると報告された町はal-Awaniya, Rayayinah、Zawiyat al-Bagul、al-Qawalish の4つ。これらはリビア西部のナフサ山脈一帯にあり、カダフィ大佐の軍が拠点にしていた。しかし、6月半ばから7月にかけて反政府軍が奪取したため、カダフィ政権を支持していた住民の多くが報復を恐れて逃亡している。政府軍が入ってきた4月から5月の時期に早々に退避した住民も少なくない。Rayayinahを除けば3つの町は政府軍が去った後、住民も逃亡してガラガラになってしまっているようだ。
Al-Awaniya と Zawiyat al-Bagul には山岳民族のMesheshiya族が住んでいたが、カダフィ大佐の支持派として知られていた。
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