2011年08月06日16時21分掲載
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東日本大震災
仏新車の販売減、日本製部品の搬入停滞も原因
フランスの自動社産業の2011年度の新車の売り上げが4ヶ月連続低下し、7月は前年比5.9%の減となった。新車購入補助金の廃止にくわえ、東日本大震災による日本製部品の搬入停滞が原因とされている。(パリ=飛田正夫)
3月末までは政府の新車補助金(当初は約12万円)キャンペーンで、前年度末までに購買契約した発注に支えられた消費があったが、その後売り上げは低下していて心配されていた。1日のルモンド紙によると、ルノー・プジョーなどフランス8社で構成される仏自動車産業連合会(CCFA)は、販売減少の原因は新車購入補助金の廃止にあるとしている。
しかし、国営テレビA2では販売の低下は補助金廃止だけのせいなのか?という司会者の質問に対し、専門家は、一つには2010年度が売れすぎたためだが、大震災の影響で特に日本でしか製造されてないディーゼル車の部品が搬入されず不足していることを指摘した。
ルノーグループ全体では、高級車のコロオスの7.6%増などに支えられて12.4%の減だが、ルノーの格安車ダシアは48.8%減と壊滅的だ。これに対し、外国車の売れ行きは1.2%減にすぎず、ドイツのメルセデス・ベンツは7%と増となっている。
【参考記事】
http://www.lemonde.fr/economie/article/2011/08/01/les-immatriculations-de-voitures-neuves-baissent-de-5-9-en-juillet_1554754_3234.html
Les immatriculations de voitures neuves baissent de 5,9 % en juillet
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