2011年08月14日12時56分掲載
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検証・メディア
≪twitterから≫なぜ読売新聞を批判するのか 孫崎 享
私は何故読売新聞の社説批判を行うか。今日、読売新聞 は事実を出来るだけ客観的に伝えるという任務を越え、政・官・財に加え統治の一機関の役目を意識的に果たしている。多くの人の持つ「新聞は客観的である」という幻想を利用する危険な役割を果たしている。
政官財の動きはメディア批判しうる立場にある。しかし読売新聞という特殊な機関に対して同業のメディアはさして批判しない。読売新聞購読の動機は巨人フォローであったかもしれない。しかし今自称一千万部になっている。国民は無意 識の内に操作されている。誰かが批判し続ける必要がある。
14日付読売社説は「戦後66年 政治の“脱貧困”をめざせ」掲載。日本政治の“貧困”は何故発生。当然政治家の質。しかし新聞の露骨な操作も一因。今日も“菅首相は、唐突に脱原発依存を提唱し混乱を招く”。まさに操作行 動。貴紙は国民の正常な判断を阻止に勤める。この頑張りが日本政治貧困の一因です。
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