2011年10月31日08時42分掲載
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アフリカ
リビアの反カダフィ派の拠点、ベンガジで数百人の男が示威行為 「シャリア法を導入せよ」
今朝のインターナショナルヘラルドトリビューンに「リビアの女性に警報」と題されたルポが掲載されている。アブドルジャリル国民評議会議長がシャリア法に基づき、男性が複数の女性を妻にできるpoligamyを法律に組み込むと発表したからだ。軍事介入したフランスのジュペ外相も「これは問題だ」と発言しているという。新生リビアでは男性は４人の妻を持つことができるようになる見通しだ。
記事によればカダフィ時代にもpoligamyは存在したが、あくまで例外としてだった。妻が同意しない場合は裁判員の前でもう一人妻をめとる理由を話して承認される必要があったという。カダフィはpoligamyに制限を加えていたというのである。
記事によれば先週金曜、反カダフィ闘争の拠点となったベンガジでアブドルジャリル国民評議会議長に「シャリア法を導入せよ」と訴える数百人の男性が示威行動を行った。
一方、記事では「私はすでに結婚している男と結婚したくない」という２０歳の大学生の声を伝え、トリポリの大学の女子学生たちの間には不安が広がっていると記事は伝えている。
■ベンガジ （２月２０日のロイター記事から）
「リビアのデモ死者約200人か、宗教指導者ら「同胞殺すな」」http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-19632120110220
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