2011年11月01日01時00分掲載
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中東
ユネスコでパレスチナを加盟国として認める
スペインの新聞、エル・パイスによると、パリで開催されているユネスコの総会で、パレスチナが加盟国として承認された。賛成票107、反対票14、棄権52だった。スペイン、フランスは賛成、ドイツは反対、英国とイタリアは反対だった。加盟には参加国の3分の2以上の票が必要だったが、その票を獲得した。
「ユネスコ(国際連合教育科学文化機関、United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization U.N.E.S.C.O.)は、諸国民の教育、科学、文化の協力と交流を通じて、国際平和と人類の福祉の促進を目的とした国際連合の専門機関です」(文部科学省)http://internacional.elpais.com/internacional/2011/10/31/actualidad/1320057074_452903.html
■読売「パレスチナ、ユネスコ加盟・・・米は「時期尚早」」
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20111031-OYT1T01157.htm
■ユネスコのホームページ(パレスチナ参加承認の映像あり)
http://www.unesco.org/new/en/unesco/
*英テレグラフ紙の映像から(投票シーン)
http://www.youtube.com/watch?v=B-B61_g8QkQ
*ボコバ事務局長の声明
http://www.youtube.com/watch?v=Vqklap3TB6U
「歴史的な瞬間を迎えました。パレスチナをユネスコに受け入れたのです・・・」
ブルガリア人のイリナ・ボコバ(Irina Georgieva Bokova)事務局長が声明を出している。ボコバ氏は1952年生まれ。モスクワ国際関係大学でMBAを取得後、メリーランド大学とハーバード大学に学び、2005年から2009年までブルガリア共和国の駐仏および駐モナコ大使兼ユネスコ代表部大使を務めました。 外交官として優れたキャリアの持ち主で、ブルガリア国連代表部勤務のほか、欧州統合担当長官や外務大臣を歴任。また欧州政策フォーラムを創設。その議長として、欧州の分裂を克服し、対話、多様性、人間の尊厳と権利に関わる価値を推進した実績を持ちます。」(国連大学協力会)
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