2011年12月03日02時58分掲載
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セックス依存症を描く映画「恥」 スティーブ・マックイーン監督の新作
ニューヨークタイムズに映画「恥」(Shame)の紹介記事が出ている。「恥」のテーマはセックス依存症である。主演はマイケル・ファスベンダー(Michael Fassbender)だ。ポルノを見ながらオナニーしている貧困で寂しい男の役ではない。金持ちでハンサムな青年という設定になっている。
依存症はセックスに限らず、麻薬であれ、酒であれ、食べものであれ、今の世界の、とりわけ米国の深刻な社会問題になっている。そしてまたそれらの問題は脳の神経回路に関係しており、科学的なアプローチが進められようとしている。
監督はスティーブ・マックイーン(Steve McQueen)。スティーブ・マックイーンというと「大脱走」の俳優を思い浮かべる向きもあろうが、この映画の監督のマックイーンは英国出身の黒人でもともとアーティストをしていた。アメリカに美術の勉強で留学したことがあり、後に映画監督に転じた。この映画もニューヨークのマンハッタンを舞台にしている。アメリカで映画を撮影することについてはBBCのインタビューでは米国の方が英国より黒人に対する許容度が大きいといった発言をしている。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/544419.stm
■ニューヨークタイムズの「恥」の映画評
http://movies.nytimes.com/2011/12/02/movies/shame-directed-by-steve-mcqueen-review.html
■マックイーンとファスベンダー(ニューヨークタイムズ)
http://www.nytimes.com/2011/11/27/movies/steve-mcqueen-and-michael-fassbender-team-up-in-shame.html?pagewanted=all
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