2011年12月26日09時44分掲載
無料記事
http://www.nikkanberita.com/print.cgi?id=201112260944591
みる・よむ・きく
今週放送「シリーズ・ソ連崩壊から20年〜光なき孤児・東欧の小国の悲劇」
以前、日刊ベリタで紹介させていただきましたテレビ編集者の井上秀明さんから新作の案内が届きました。以下は井上さんからのメッセージです。
NHK-BS1 「ドキュメンタリーWAVE」
〜シリーズ ソ連邦崩壊から20年〜
光なき孤児 〜東欧の小国の悲劇〜
放送: 12月28日(水)23:00〜23:49
再放送: 12月30日(金)14:00〜14:49
子どもの3人に1人が親と離れて暮らす国がある。旧ソ連の構成国だった東欧の小国モルドバだ。独立から20年、ソ連の経済圏に組み込まれていた産業が崩壊し、国民一人当たりの月収が100ユーロ(約1万円)という、ヨーロッパ最貧国に転落した。貧困にあえぐ人々は、不法な手段で海外に出稼ぎに出てしまい、モルドバに戻ろうとはしない。国は残され孤児となった子どもの教育にまで手が回らず、外国人との養子縁組を推進するまでに追い詰められている。孤児問題を通し、ロシアからもヨーロッパからも見捨てられた国・モルドバの現在を見つめる。
http://cgi2.nhk.or.jp/navi/detail/index.cgi?id=11w14100420111228
ソ連崩壊からの20年を追いながらも、編集をしながら感じることは教育の重要性。政府の無策は、弱い者へと皺が寄って行くように思いました。
普通に生きて行けるのなら、変化を望まないのが多くの人々の気持ちだと思います。しかし、世界の変化に対応をして行かない限り自滅への道しか残っていないようにも感じました。
世界は難しい問題を抱えています。
明日のご飯の心配をしないで生きて行ける日本の現状は
世界でも稀と言わざる得ない幸せな様子だと思います。
この幸せな状態を維持して行く努力をわれわれはしなければならないのだと思いました。その努力の方法が問題なのですが、それは、われわれみんながが考えて行くことなんでしょうね。
この一年はあっという間の一年のように感じます。来年もまた、宜しくお引き立て下さいますよう願うばかりです。どうか、良いお年をお迎え下さい。
井上秀明
■【テレビ制作者シリーズ】(7) 面白く見せるヒント 井上秀明さん
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200910201109322
Copyright (C) Berita unless otherwise noted.
日刊ベリタに掲載された記事を転載される場合は、有料・無料を問わず、編集部にご連絡ください。ただし、見出しとリード文につきましてはその限りでありません。
印刷媒体向けの記事配信も行っておりますので、記事を利用したい場合は事務局までご連絡下さい。