2012年01月02日14時37分掲載  無料記事
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検証・メディア

≪twitterから≫1日読売社説批判:年の初めに凄いタイトル。「ポピュリズム と決別せよ」  孫崎 享   

1日読売社説批判:年の初めに凄いタイトル。「ポピュリズム と決別せよ」。「ポピュリズムと決別せよ」と書かずに、日本語で「選挙民を無視する政治をせよ」と正直に書いたらどうでしょう。読売読者の皆さん。「消費税率引き上げに道筋つける」と言ってますよ。皆さん許容度高いですね。 
 
「TPPへの参加が認められれば、新たな通商ルールづくりに 関与できる」。そう新しい通商ルール。米国企業の利益を最優先させ、日本国民の利益(環境。医療等)に全く配慮しない新しいルールです。 
 
米韓FTAを見れば、今日の米国はどこまでえげつないかが解る。公平の理念なんかはない。ひたすら韓国食いつぶす理念。「TPPはピンチではな く、再生へのチャンスと捉えたい」。なるほど、読売さんでも{TPPはピンチ}という認識があるのだ。 
 
「TPPへの参加こそ農地の大規模化、就農支援など農業改革に取り組む契機になる」それで、現在農業に従事している人に何処へ行けというのですか。「原発、総発電量の3割が失われる事態 を回避しなければならない」。それでも今発電量は不足していません。火力充実させれば乗り越えられる点には全く目をつぶっていますね。 
 
「野田首相が原発輸出を推進するなど、現実を踏まえたエネルギー政策に乗り出したのは、当然である」、モラルのかけらもない。「消費税、沖縄、TPP、原発の各課題は、いずれも先送りできない」。読売社説これらで今年も日本国民の洗脳に努める。読売の歴史をみれば、当然なのだけれど。頑張る.まだ多くの国民は日本の世論指導に相応しい新聞と思っている。読売社説批判今年も多そう。 


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