2012年01月17日00時52分掲載
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コラム
マレーシアで初詣 鬼塚忠
年末年始を利用して、マレーシアへ旅行。
年一回の海外旅行、思い切って11日間滞在しました。どうしても日本にいると、仕事のことが頭から離れず、新しい発想をしにくくなります。
ということで大晦日も元旦もマレーシア。
大晦日はキャメロンハイランドの山奥に入ってきました。ほぼ赤道直下の熱帯と言っても2000メートルを越える山なので、とても寒く、セーターにジャケットは必要です。日本では絶対に観ることのできない光景でした。
その後は麓に帰ってきて、ホテルに滞在。麓といってもまだ1800メートルの高地なので、長袖は必須。かなり寒かったです。
しかし幸いにもそこでは衛星が受信可能で、大晦日恒例のNHK番組「紅白歌合戦」を観ました。年越しそばはありませんでしたが、日本気分に浸っていました。日本で紅白なんてダサいと思っていたのですが、赤道直下での日本風はけっこう乙でした。
元旦はマラッカに移動。日本であれば初詣に行くので、マレーシアでもそれらしきところに行こうと計画。やっぱり日本人ですからね。マレーシアは、ご存知のように三つの民族・宗教の融合国家。イスラム教のマレー系、仏教系の中国系、そしてヒンズー教のインド系住民が混じって国家を成しています。
で、私が選んだのがヒンズー寺院。
そこで、聖人のような人にお祓いのようなものをしてもらい、インドの神々に願いをかけてきました。そこで祈ったのは「会社の繁栄」と「弊社の作家仲間の成功」。そして「家族の健康」。祈り方はなかなか珍しい方法だったと自負していますが、祈った内容はごくごく平凡でした。
それがこの写真。初詣にヒンドゥー寺院に行く日本人なんてほかにはいないでしょう。
鬼塚忠 (作家・出版エージェント)
「アップルシード・エージェンシー」代表
http://www.appleseed.co.jp/
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