2012年01月23日11時17分掲載
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中東
ボイスオブロシア「イランは米国の禁輸圧力を受けても生き残るだろう」
イランが核兵器開発を続けているとしてその対抗措置として、イランの原油の輸入を禁止する圧力を米国が世界に向けて取っており、欧州に続いて、日本政府も輸入を減らす方向で同調したばかりである。
しかし、ボイス・オブ・ロシアはそれでもイランは生き残るだろう、との見方を21日報じた。インドとトルコが米国に同調しない方針を決定し、中国もその前に同調しない決定を行っている。インドや中国といった新興経済大国が欧州連合に代わってイランの原油の消費者になるというのである。
欧州連合は輸入原油の40%近くをイランから買っているとされる。その輸入を禁止して、原油価格が高騰すれば原油を持たない欧州連合は価格の高騰する原油を買わなくてはならなくなり、それは経済難にさらに拍車をかけるだろうと見る人々もある。これを<アメリカの欧州連合叩き>と見る専門家もいるが、ボイス・オブ・ロシアはそうした見方を紹介した上で、ロシア人の専門家にそうした見方は間違っていると否定させている。
さらにトルコがイランから購入した原油を欧州に転売する可能性も伝えている。
http://english.ruvr.ru/2012/01/21/64323812.html
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