2012年01月26日21時35分掲載
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沖縄/日米安保
「在沖海兵隊は不要」 米与党議員、沖縄市民訪米団に語る
ワシントンと訪問中の沖縄市民訪米団に対し、米下院議員のバーニー・フランク氏が「沖縄の米海兵隊は第2次世界大戦の遺物であり不要」と語った。さらに同議員は沖縄紙『琉球新報』記者に対し、「(このことを)オバマ大統領にも進言する」と語った。琉球新報の26日付け電子版が報じた。(日刊ベリタ編集部)
バーニー・ フランク下院議員は米民主党の大物議員。琉球新報【ワシントン24日松堂秀樹】電によると、同議員は「アメリカへ米軍基地に苦しむ沖縄の声を届ける会」の訪米団長、山内徳信参院議員らと24日午後(日本時間25日午前)面会し、在沖 海兵隊は第2次世界大戦の遺物であり不要との認識を示した。フランク氏は本紙の取材に「オバマ大統領にも進言する」と述べ、米政府や議会に在沖海兵隊の撤退を訴える意向を示した。
フランク氏は「第2次世界大戦は67年前に終わったのに、なぜまだ海兵隊が沖縄に駐留しているのか」と強調。いわゆる抑止力論についても、「中国に対応するのは空軍や海軍。海兵隊が中国に乗り込むことは決してない」と断言した。
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