2012年01月28日06時08分掲載
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みる・よむ・きく
お茶の時間
旅人を迎える時、お茶をわかす。北アフリカのマグレブ地方でも同じである。しかし、日本と違うのは大地にもっと近いことだろう。お茶を入れてくれる手さばきは見事である。
この茶飲み歌はベルベル人の一種であるトゥアレグ族のバンド「ティナリウェン」(Tinariwen)による。もしここが平原だったら・・・もし私が鳥のように空を飛べたら・・・。「私」は一目見た「彼女」への恋の苦しみを訴えながらお茶を飲む。その一杯は「私」の心を焦がしたと歌う。「彼女」は「私」に話しかけたが「私」は答えられなかった。でも、今度会ったら、きっと答えるだろう・・・人間の豊かなリズムを思い出させてくれる歌である。ベルベル人の文化を伝えるAgrawというウェブサイトから。
http://www.agraw.com/2012/01/tinariwen-iswegh-attay/
■ティナリウェンの公式サイト
http://www.tinariwen.com/
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