2012年04月08日02時04分掲載
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検証・メディア
AOLへの売却から1年 ハフィントンポストの次のステージとは?
ニューヨークタイムズはウェブ媒体のハフィントンポストについて報じた。AOLへの衝撃的な売却から1年後である。http://www.nytimes.com/2012/04/05/business/media/huffington-post-gains-more-control-in-aol-revamping.html
記事によればアリアナ・ハフィントン氏はハフィントンポストを再編中で、AOLの縛りを弱めて独立性を強めるということのようである。
記事で目を引いたのはハフィントンポストがAOLの豊かな資金力を得てグローバル展開をこの1年で強めたことだ。すでにカナダ版、英国版、フランス版を立ち上げたほか、近い将来、スペイン版とイタリア版も立ち上げるとされる。
もう一つ目を引いたのは1日12時間流す映像媒体を立ち上げることだ。記事によると、6月末にこの試みが始まるそうである。
ブッシュ政権下の言論統制に一矢を報いるために創設されたリベラル派の媒体、ハフィントンポストはAOLへの売却を経て、グローバル化さらにはマルチメディア展開を進めている。
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