2012年04月11日15時54分掲載
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沖縄/日米安保
ニューズウィークが米海兵隊の沖縄駐留に疑問
ニューズウィーク日本版が、沖縄に駐留する米海兵隊の存在意義に疑問を投げかける記事を掲載、注目を読んでいる。4月11日、沖縄タイムス電子版が報じた。(日刊ベリタ編集部)
沖縄タイムスが掲載した記事の見出しは「ニューズウィークが在沖海兵隊不要論」という衝撃的なもの。同記事によると、週刊誌「ニューズウィーク日本版」は4月4日号で、「普天間と日本 海兵隊をめぐる勘違い」と題する巻頭特集を掲載、在沖海兵隊の抑止力や存在意義に疑問を投げ掛けている。
筆者は軍事ジャーナリスト、カーク・スピッツァー氏。記事の中で同氏は、沖縄からアフガニスタンに派遣する際、いったん米カリフォルニアで訓練した後輸送機で直接現地に入ったことを紹介。「沖縄の基地に駐留していることで時間を節約できるどころか、むしろ遠回りを強いられた」こと、アジア太平洋地域のパトロールはカリフォルニアの海兵隊も交代で実施していること、などを指摘、沖縄の海兵隊が「去る日が近づいているのかもしれない」と締めくくている。
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