2012年06月04日11時20分掲載  無料記事
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アフリカ

【西サハラ最新情報】 西サハラ難民キャンプの子供たちに夏休みプレゼント  平田伊都子

 西サハラ難民が暮らすアルジェリアのサハラ砂漠は気温が40度を超え夏に入りました。これからドンドン上がって7月、8月には60度を超える日もあります。そのうえ7月20日頃から8月18日頃まで断食月の予定です。恒例になった「難民の子へ夏休みプレゼント」の話を中心に、最新西サハラ情報をお届けします。 
 
(1)2012年5月31日、アブド.ルアジズ西サハラ大統領はアブドゥッラー.サウジアラビア国王に次のような要旨で書簡を送った。「王家同士で仲の良いモロッコ国王ムハンマド6世に、国際社会のルールに従うよう忠告をしてあげてください。モロッコが国連事務総長特使を拒否し国連安保理の交渉に難癖をつける行為は、国際社会だけではなくアメリカや国連憲章を敵にまわし、モロッコが孤立することになります」 
 
(2)5月末、チュニジアの雑誌が始めて西サハラ難民情報を掲載した。「Realites」誌(2012年5月31日〜6月6日)はハネネ.ズビッスのレポートを、表紙も含め特集で取り上げている。(記事を添付しました。) 
 
(3) 6月1日、国際子どもの日、アルジェリアはCNASPS(アルジェリア西サハラ連帯協会)を通じて「西サハラ難民の子へ夏休みプレゼント」を発表。1500人の子供たちを6月6日から7月20日まで「サマーキャンプ」に招待する。さらに断食月に向けて衣服と薬品と食品を送ることを約束した。 
 
 子供たちは出生地や親を選ぶことができません。子供はみんな、みんなの子です。 
 
SJJA (サハラ.ジャパン.ジャーナリスト.アソシエーション) 代表:平田伊都子 
WSJPO 西サハラ政府日本代表事務所 
所長:川名敏之 


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