2012年07月28日06時08分掲載
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政治
山本候補が街頭から姿消す 体調不良か、最終日も夫人が代理演説 最終盤の山口知事選
山口県知事選は、元国土交通審議官の山本繁太郎氏(63)=自民、公明推薦=と、無所属新人のNPO法人所長飯田哲也氏(53)の2候補による事実上の一騎打ちとなって選挙戦の最終盤を迎えている。「脱原発」を前面に出して訴える飯田氏に対し、山本氏がわずかに有利と伝えられているが、29日の投票日を目前にして、山本氏がなぜか街頭演説から姿を消した。(ベリタ通信)
飯田陣営によると、山本氏は26日ごろから街頭や集会での演説を次々とキャンセルしている。原因は体調不良。選挙戦最終日28日の街頭演説についても「候補が体調不良のため、夫人が代理で行う」ことを支持者に伝えているという。
山本氏の体調不良の詳細な状況は不明。
大手メディアは報道結果が選挙戦に及ぼす影響を考えてか、山本氏の体調不良について報じていないが、ネット上では「山本候補倒れる」「過労か?」「お大事に」などツイッターを中心に情報が飛び交っている。
山口県知事選は、4期16年務めた二井関成知事が今期限りで引退し、山本氏、飯田氏に元山口県課長の三輪茂之氏(53)、元衆院議員の高邑勉氏(38)を加えた4人の争い。
選挙戦は、県内自治体首長の支持と自公の組織票で序盤から優位に進めてきた山本氏に対し、元大阪府市特別顧問の飯田氏が脱原発を争点として急追する展開となっている。
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