2012年08月07日12時19分掲載
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橋本勝21世紀風刺画日記
189回 2030年まで原発があり続ける日本に未来はない
野田民主党政権は日本がどうなってもいいと思っているのではないか
政府が新しいエネルギー政策として2030年までの
日本の原発の割合をいかにするかということで
3つの選択肢の案を出したがそれを見て痛感した。
すなわち、「0%」、「15%」、「20から25%」の3つである
ずばり言えば、いかにして原発を続けさせるかというための
こすからい知恵の産物である
なによりも2030年という時間の設定がおかしい
まず今すぐ原発をゼロにするべきか、否か?の
「脱原発」の問いがあるあるべきである
その上で時間について考えるべきだろう
政府の出した選択肢の15%案というのは
2030年まで、それ以後も原発を続けようという
「続原発」である
そして20から25%案というのは、その数字は
原発を増設するしか実現しないから
それは「増原発」である
市民からの意見聴取会で電力会社の社員が
意見を出したことが問題にされたが
この3つの選択肢で原発を考えるというアイデア自体が
なんとしても原発を存続したいという
原子力村の人たちの意向を反映したものに他ならない
狭い島国の地震列島に原発がひしめいているという
l危険性に鈍感な政権を一刻も早く終息させなければ
日本の未来はない!!
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