2012年08月30日20時19分掲載
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欧州
フランスのロマ(ジプシー) 次々と追い立てられる
ハフィントンポスト仏版は8月30日、さらにフランスでキャンプを撤去させられているロマ(ジプシー)の続報を出している。見出しは「Creteilの64人のロマのキャンプが撤去させられる」先日のEvryに続く行政措置である。マルセイユではおよそ100人のロマが追い立てを食ったとされる。http://www.huffingtonpost.fr/2012/08/30/roms-evacuation-camp-creteil_n_1842006.html?utm_hp_ref=france
記事によればCreteilのロマ達は当座、12日間ホテルに滞在することができる。費用はサミュソシアル(SAMU Social)という慈善団体が支払うようだ。この団体は路上生活者を支援する慈善団体のようだ。
ハフィントンポストは社会党政権が5月に誕生してから、追い立てを食ったロマの滞在地を地図にしている。それによると少なくともフランス全体で7か所はあるようだ。
■SAMU Social
http://en.wikipedia.org/wiki/SAMU_Social
■パリのSAMU Social
http://www.samusocial-75.fr/
1993年に医師のXavier EMMANUELLI氏によって設立された。路上生活者を支援する組織である。
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