2012年09月09日23時42分掲載  無料記事
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沖縄/日米安保

オスプレイ配備反対 沖縄で県民大会、東京では国会包囲の同時アクションを展開

 9月9日、「オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会」が宜野湾海浜公園多目的広場で開かれ、10万1000人が参加した。同日、東京では沖縄県民大会と同時アクションの国会包囲行動が行われ、1万人が集まり国会を完全に包囲した。また7日には東京新聞に「オスプレイ配備NO!」を掲げた全面広告が掲載された。(大野和興) 
 
沖縄2紙の県民大会報道と、ウエブサイト「レイバーネット」に掲載された国会包囲の記事を紹介する。 
 
<沖縄タイムス> 
 「オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会」(主催・同実行委員会)が9日、宜野湾海浜公園多目的広場で開かれ、参加人数は主催者発表で10万1000人だった。大会事務局によると、復帰後に開かれた米軍関係の県民大会としては過去最大規模。 
 同時開催された宮古大会は1500人、八重山大会は500人だった。  大会では、オスプレイについて、米軍普天間飛行場への配備を即時撤回するよう求める決議を採択。「世界一危険」な米軍普天間飛行場の閉鎖・返還も日米両政府に強く求めた。 
 
<琉球新報号外> 
2012年9月9日 【号外】オスプレイ拒否 配備反対、怒り結集 
  「オスプレイ配備に反対する県民大会」(主催・同実行委員会)が9日午前11時から宜野湾海浜公園で開かれた。墜落事故が相次ぐ垂直離着陸輸送機MV22 オスプレイの県内配備を許さない沖縄の民意を発信するため、一般県民や労働組合、経済界など県内外から数万人が集まり会場を埋め尽くした。 
 
<レイバーネットサイトから> 
オスプレイはいらない!〜沖縄に連帯して1万人が国会包囲 
危険な普天間基地に危険はオスプレイはいらない! 9月9日、沖縄県民大会に連帯する「国会包囲」行動が午前11時から取り組まれた。議事堂正門前は、労働組合や市民団体など様々な旗が林立し人波で埋まっ た(写真)。シンボルカラーの赤を身に付けている人も多い。主催者が「沖縄現地集会に10万人以上が集まった」と速報をアナウンスすると、大きな歓声と拍 手が起きた。集会で高橋哲哉さんは「沖縄に長い間危険を押しつけてきたのは日本政府だが、それを許している私たちにも責任がある。本土のわれわれが声を上 げてこの国の政治を変えよう」と呼びかけた。正午すぎには約1万人の参加者が手をつなぎ、国会は完全に包囲された。脱原発金曜デモの参加者も多く、「同じ 根っこの問題」「デタラメ野田政権は許せない」の声が聞かれた。(M) 
 
 7日の東京新聞の意見広告は、沖縄意見広告運動、ピースボート、JUCON(沖縄のための日米市民ネットワーク)の3者が責任団体で行ったもので、広く募金を呼び掛けている。 


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