2012年09月17日13時07分掲載
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中東
10月8日(月・祝日):討論集会・シリアが私たちに問うもの
シリアに関する集会を企画しています
楽観的な材料が全くなく、次第に混迷を深めているように見えるシリア情勢。信じがたい数の人々が殺され、難民も増え続けている状況をどう理解すればいいのか、考える手がかりを得たい。何か役立つことが出来るわけではないにせよ、シリア情勢を心配する人たちと、いろいろ言い合う場が欲しい。・・ということで、何らかのかたちで企画をもちたいとずっと考えてきました。「ミーダーンで何かやらないのか」という声もありましたし、今から振り返ると、なぜもっと早く呼びかけることが出来なかったのかとも悔やまれます。
まだ不確定要素はありますが、ともかく開催日と場所は決まりました。多くの方に集まっていただきたいので、詳細を詰める前からあらかじめ呼びかけだけは行いたいと思います。この日の予定は、ぜひ空けておいてください!
集会のコンセプトとしては、事態を図式的に見る姿勢を排し、起こっている現実から何を汲み取ることが出来るのか、皆で意見を言い合い一緒に考える場にしたいということです。シリア問題に関しては専門家の発言も少なく、マスコミが戦況ばかりを追っているなか、もやもやしたものを抱えている人は多いはずです。これまで私たちが「知っていた」シリアからは想像もできないような事態が起きているとするならば、シリアに対する私たちの視線や語りにはどういう欠如があったのでしょうか。
私たちがシリアの人にお世話になったことがあると自覚する人など、シリアに対して何かを負っていると感じている人には全員集まって欲しい、という構えで企画しています(もちろんそれ以外の方も歓迎です)。どうぞよろしくお願いします。
(ミーダーン:パレスチナ・対話のための広場 )
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討論集会・シリアが私たちに問うもの
【日時】10月8日(月・祝日)14時開場 14時30分開始
※開始時間は多少ズレる可能性があります。必ず直前のお知らせで確認し直してください。
【場所】在日本韓国YMCA 9階国際ホール(JR水道橋駅より徒歩5分、御茶ノ水駅より徒歩8分 千代田区猿楽町2−5−5)
http://www.ymcajapan.org/ayc/hotel/jp/access-access.html
■発言:山崎やよい(考古学者、●年より約20年に渡りシリア在住)
■その他の発言予定者:
岡田剛士(ミーダーン〈パレスチナ・対話のための広場〉、元青年海外協力隊シリア派遣隊員)
佐藤真紀(日本イラク医療支援ネットワーク(JIM-NET)、元青年海外協力隊シリア派遣隊員)
シリア支援団体ダサーカ・メンバー
田浪亜央江(大学非常勤講師)
山本薫(東京外国語大学非常勤講師、アラブ文学)、ほか
【呼びかけ】
シリア支援団体サダーカ
ミーダーン〈パレスチナ・対話のための広場〉
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