2012年09月27日23時11分掲載
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【たんぽぽ舎発】“志賀原発再稼働の事前同意権を含む安全協定の締結を求める決議” 石川県羽咋(はくい)市議会で採択
志賀町だけで再稼動を決められてはたまらない!
羽咋も地元!市民の声が議会を動かした!
羽咋市は志賀原発から30キロ圏内にあります。この狭い能登半島に作られた志賀原発は、過去に臨界事故隠し、能登半島沖地震のときの損傷、いままた活断層の真上にあることが明らかにされ、過去・今・将来にわたって安全の保証が全くない原発です。フクシマは、原発が周辺住民を巻き込んだ大事故になることを明らかにしました。 山辺市長は、北陸電力に志賀町と同様、原発再稼動に対する同意権を含む安全協定の締結を申入れています。これは羽咋市民すべての願いです。(命のネットワーク代表 多名賀哲也)
私たちは、3月市議会に「志賀原発の稼動についての事前同意権を含む安全協定の締結を求める決議」を行ってほしいという請願を提出しました。しかし、3月・6月議会でも市議会は請願を継続審議にし棚上げしました。これでは、北陸電力に市長だけの要求と思われてしまいます。
3度目の9月議会では、ぜひとも請願を採択し市議会決議が行われるよう求めて、私たち「命のネットワーク」は市役所前でテントを張り座り込み行動に入りました。やむにやまれぬ気持ちから行動に踏み切ったものです。その結果、12日の総務文教常任委員会で請願が採択され19日の本会議でも高田甚也議員を除く全員の賛成で採択されました。
「羽咋も地元」という私たちや市民の声が、ついに議会を動かしたのです。国・県・北電はそれでも志賀原発の再稼動をねらっています。「再稼動ストップ!」という市民の声をさらに大きくし、危険極まりない志賀原発を一刻も早く廃炉に追い込みましょう。
(出典 「命のネットワーク」ホームページ
http://inochi-no.net/ )
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