2012年10月12日22時46分掲載
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山形県の農民詩人・木村迪夫さんの映画実現に向けて 原村政樹
3年前から映画化を構想して参りました、山形県の農民詩人・木村迪夫さんの映画実現に向けて、山形国際ドキュメンタリー映画祭の関係者の方々が支援会を立ち上げてくださり、明日、10月13日に山形市で総会を開いてくださることになりました。
木村迪夫さんはご自宅の隣に三里塚闘争を記録しつづけてきた日本を代表する映画監督・小川紳介さん率いる小川プロを呼び寄せた農家で、彼の詩を通じて私は日本の戦後農業の歩みを農民の声に出せない声から伝えたいと考えて動き出しました。食という人間を根底から支える賜物を産み出す農業について、その戦後の歩みを伝えることで、日本に暮らす全ての人にとって大切な財産であることを少しでも理解していただきたいという想いでこの企画を進めています。さらに祖父、父、叔父を戦争で無くし、戦争未亡人となった祖母、母の、農村女性の視点から、戦争の非道さを詩で綴って来た木村さんは別名、反戦詩人と呼ばれ、農村女性の視点から戦争がもたらした悲劇を生々しく描きます。
河北新報社がその記事を掲載してくださいましたので、ご覧いただければ幸いです。
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/10/20121010t55004.htm
また、支援会の方がホムページを開設して支援者を募集してくださっています。ご賛同いただける方には是非、ご協力いただければ幸いです。
http://www.eiga-muon.net/index.html
原村政樹(ドキュメンタリー映画監督)
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