2012年10月12日23時45分掲載
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核・原子力
【たんぽぽ舎発】本の紹介 10月15日発売『原発事故と被曝労働』-さんいちブックレット007-
「3・11」後の被ばく労働の実態―。深刻化する収束・除染作業、拡散する被ばく労働現場からの報告! 出版・三一書房、本体価格・1000円、被ばく労働を考えるネットワーク編
−本書あとがきより−
原発は、格差・差別構造そのものであり、生存権の問題だ。
被ばく労働はそれを端的に示す原発の闇をえぐる問題である。
一時的に増えた原発労働者に関する書籍の出版や報道は、政府の「収束宣言」などもあり低調となってきていたが、事故後1年を経て、未成年の収束作業への動員や被ばく線量のごまかしなどの実態が暴かれつつある。
被ばく労働者がどのような社会背景のもとで動員され、どのような労働条件や制度のもとで働き、どのような被害を受けてきたのか。今、これらを明らかにし、具体的に取り組んでいかなければ、地方社会や下層労働者が使い捨てられ産業や「成長」のために人間が犠牲となる世の中は変わらないだろう。
***もくじ***
はじめに 被ばく労働に隠されている原発の本質とこの社会の闇
第1章 被ばく労働をめぐる政策・規制と福島の収束作業
第2章 さまざまな労働現場に拡がる被ばく問題
第3章 非正規労働(使い捨て労働力)の象徴としての被ばく労働
第4章 原発事故収束作業の実態 (フリーター全般労働組合 北島教行)
第5章 福島現地の現状と家族の声
第6章 除染という新たな被ばく労働
あとがき 被ばく労働問題を反/脱原発の取り組みの中に位置づけるために
資料
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