2012年10月17日14時15分掲載
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橋本勝21世紀風刺画日記
191回 2020年東京にオリンピックを招致しよう!!
”東京にオリンピックを招致する”
それこそわが人生の最後の望みと張り切っているのが
石原慎太郎東京都知事、だが残念ながら2016年の開催は
ブラジルのリオに決まってしまった。
それであきらめたと思いきや
2020年の開催をめざし招致活動にのりだした
その時、石原さん88歳になっているが
そんな年齢なんて超越しているということか
「復興オリンピック」が謳い文句の2020年東京五輪
首尾よく開催といきますでしょうか・・・・・・
でもスポーツの祭典オリンピックの
招致よりも大事なことがあるのではありませんか
福島第1原発事故以後
脱原発へと向かっていると思われるのがニッポン
財界のオエライさんたちは原発がゼロになったら
日本の経済は駄目になるとあわてふためいている
再稼働も思うようにいかず
新、増設もストップしたままである
そこでどうだろう、いっそ原発を東京に作ったらどうか
政治、経済、文化の日本の中心である東京に原発を!!
やっぱりニッポンには原子の力が必要であるとアッピール
それに東京都民の贅沢な電気の消費生活のために
地方を犠牲にしていいのかという批判への答えでもあります
東京電力が生き残るためには
万が一、大事故が起こって東京都民いや日本人すべてが
生き残れないようなことが起きても仕方がありません
それは日本が原発と運命共同体であることの
高らかな宣言でもあるのです。
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