2012年10月29日15時32分掲載
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遺伝子組み換え/ゲノム編集
輸入港で自生する遺伝子組み換え作物 国内作物を遺伝子汚染する可能性も
農水省が調査した輸入港周辺における2012年度の遺伝子組み換えナタネと大豆の自生調査結果によると、ナタネ輸入港17港中8港でGMナタネのを検出。大豆輸入港では10港中1港でGM大豆を検出した。(有機農業ニュースクリップ)
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouan/pdf/120912-02.pdf
遺伝子組み換えナタネは17港中、苫小牧港、千葉港、横浜港、名古屋港、四日市港、神戸港、宇野港、博多港の周辺の108個体。自生ナタネのGM比率が5割を超えたのは、苫小牧港、千葉港、四日市港、宇野港、博多港。
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouan/pdf/120912-02.pdf#page=10
自生遺伝子組換え ナタネからは、グリホサート、グルホシネート両方の耐性遺伝子を検出。GMナタネは在来ナタネと混生していたが、交雑体は検出されなかったとしている。四日市港では報告例がある。
遺伝子組換え 大豆は10港中、博多港周辺でのみ検出。陸揚げ地点近く道路脇の土だまりに生育した9個体のうち4個体がGM大豆で、グリホサート耐性。GMナタネに比べ、まだ少ない。 http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouan/pdf/120912-02.pdf#page=14
千葉港や四日市港では、市民団体が油脂会社などとともに、 遺伝子組換え ナタネの抜き取り対策にあたっているが、根絶できていない。これら自生のGMナタネは、港から製油工場までのルート上に点在している。|四日市での抜取映像
http://yuki-eiga.com/3mv/2011/3M_2011.html#4
環境省による遺伝子組換え ナタネ調査は、鹿島、四日市、博多の3港で重点的に実施。より詳しい調査結果が公開されている。|2011年度版 http://www.bch.biodic.go.jp/download/natane/H23natanetyousa.pdf
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