2012年11月02日16時15分掲載
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市民活動
11.7 取調べの可視化を求める市民集会のご案内 「一部録画は『可視化』じゃない 〜えん罪自白を“体感”する〜」
10月29日、いわゆる「東電社員殺害事件」で犯人とされたゴビンダ・マイナリさんの再審が即日結審し、11月7日、無罪判決が言い渡される予 定です。最近では、PCの遠隔操作事件で誤認逮捕され、自白した人が後に無実とわかる問題も発覚し、改めて、日本の捜査機関による取調べのあり方 が問われています。(アムネスティ)
法務省の法制審議会は、取調べの録音・録画の法制化について2011年6月から議論を続けています。社会的な批判にもかかわらず、捜査機関側 は、取調べの全過程を録画する必要はない、一部で十分と主張しています。
今回の集会では、法制審議会の議論状況を報告し、改めて取調べの全録画の重要性をアピールしていきます。
日時:2012年11月7日(水) 18:45〜20:45 (18:30開場)
会場:弁護士会館 2階講堂「クレオ」 (千代田区霞が関1-1-3)
参加費:無料(事前申込不要)
【プログラム】
○報告 法制審議会「新時代の刑事司法制度特別部会」の議論状況
○パフォーマンス
出演 ザ・ニュースペーパー(山本天心/浜田太一/石坂タケシ)
○パネルディスカッション
齊藤 潤一さん(東海テレビ報道部ディレクター)
田口 真義さん(裁判員経験者)
小坂井 久さん(弁護士、法制審議会「新時代の刑事司法制度特別部会」幹事)
【お問合せ】
日本弁護士連合会法制部法制第二課 TEL:03-3580-9876
【主 催】
日本弁護士連合会/取調べの可視化を求める市民団体連絡会(呼びかけ団体:アムネスティ・インターナショナル日本/監獄人権センター/日本国民救 援会/ヒューマンライツ・ナウ)
【パネリスト紹介】
齊藤潤一(さいとう・じゅんいち)
東海テレビ放送 ドキュメンタリーディレクター
報道部記者、県警キャップなどを経て、ニュースデスク。2005年より番組制作。
主なディレクター作品に「重い扉〜名張毒ぶどう酒事件の45年〜」、「黒と白〜
自白・名張ぶどう酒事件の闇〜」、「光と影〜光市母子殺害事件弁護 団の300
日〜」、「死刑弁護人」、「約束〜名張毒ぶどう酒事件・死刑囚の生涯」など。
田口 真義(たぐち まさよし)
2010年9月に東京地裁で保護責任者遺棄致死他事件の裁判員を担当。
2012年8月には、全国各地での裁判員経験者同士の交流と地域社会への経験還元を目的とした裁判員経験者だけの団体「Lay Judge Community Club〜裁判員経験者によるコミュニティ〜」(略称LJCC)を旗揚げした。
小坂井 久(こさかい ひさし)
弁護士(大阪弁護士会所属)法制審議会新時代の刑事司法制度特別部会の幹事。早くから「取調べの可視化」問題に取り組んでおり、「ミスター可視 化」と呼ばれる。
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