2012年12月20日20時41分掲載
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旅
【人びとのタイ】(4)
チュムポーン県パークナーム港に戻ってきたタイ船籍の漁船、乗り込んでいるビルマからの移民労働者は少年といっていい年齢の若者たちだ。
プラチュアップキリカーンからチュムポーンに向かうバスに、途中からビルマから来たと思われる少年2人が乗ってきた。バスの女性車掌は彼らから運賃を取らず、少し離れた席に別々に座らせた。車内でタイ語以外の言葉で2人が話せば周囲の乗客が気がつくし、途中で警察の検問があったときに捕まる可能性が高くなる。彼らの事情を察した女性車掌の配慮に拍手したくなった。
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