2013年01月17日09時13分掲載
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アフリカ
アルジェリアの天然ガス関連施設をイスラム武装勢力が襲う 日本人を含む約20人が人質に
BBCによると、アルジェリア南部でイスラム武装勢力によって天然ガス関連施設が占領され、日本人を含む20人あまりがとらえられた。アメリカ人、ノルウェー人、フランス人、英国人も含まれる。アルジェリア人の多数の労働者は釈放されたという。ある労働者に証言によると、イスラム武装勢力はアルジェリアに拘束されている仲間100人の釈放を求めているとされる。別のレポートによると、フランス軍のマリからの撤退を要求しているとの情報もある。
現場はリビアとの国境からわずか60キロ、アルジェリアの首都アルジェから1300キロ南東部に位置する。
http://www.bbc.co.uk/news/world-africa-21042659
注目されるのはアルジェリア内務大臣、Daho Ould Kabila氏の次の発言だ。
’Mr Kabila said the militants were from Algeria and were operating under orders from Mokhtar Belmokhtar, a senior commander of al-Qaeda in the Islamic Maghreb (AQIM) before late last year, when he set up his own armed group after apparently falling out with other leaders.’
武装勢力はアルジェリアの現地勢力で、アキム(AQIM;アルカイダの現地組織)の司令官Mokhtar Belmokhtarが指揮を執っているとのことだ。
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