2013年01月30日00時05分掲載
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アジア
タイの漁船乗組員、ビルマ人移住労働者からバングラディシュ人にシフト
タイの漁船乗組員の多くはビルマとカンボジアからの移住労働者ですが、今度はバングラデシュから5万人の労働力を輸入して漁船員として雇用することを国対国ベースで交渉する、とタイ労相が公にしている。
大多数を占めるビルマからの移住労働者がつらい乗組員を嫌い工場労働へとシフトする傾向の中、人手不足悩む同国の水産業に泣きつかれた形だ。
タイは世界最大級の水産加工品輸出国ですが、ダンピング課税や病原菌混入などの問題で生産量が落ちると、漁船員たちも仕事を失い、移住労働者の中の「格差」も出てくるものと思われる。1月28日付けBangkokPost紙(電子版)が報じている。
http://www.bangkokpost.com/news/local/332916/padermchai-backs-plan-for-bangladeshi-fishery-workers
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