2013年03月28日11時51分掲載
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アジア
タイ深南部の分離独立派とタイ政府の直接交渉はじまる
紛争が続き多くの死傷者を出しているタイ深南部、今日から分離独立運動とタイ政府・国軍双方が合意して隣国マレーシア・クアラルンプールで直接交渉が始まりました。しかし、運動側が提示している自治エリア創設と駐留兵士の撤退については国軍側が難色を示しており、交渉は難航することが予想されます。また、交渉決裂によるさらなる紛争拡大を危惧する声もあります。(岡本 和之)
3月28日の直接交渉開始を前に、パッタニー県などで住民グループによる平和的な問題解決を模索するセミナーや集会がいくつか開かれました。今日交渉のテーブルにつく双方ともそのような市井の声に耳を傾けてほしいものだと思います。
27日付けのアルジャジーラやBangkokPost紙(電子版)が報じています。
http://www.aljazeera.com/indepth/features/2013/03/201332775726152690.html
http://www.bangkokpost.com/news/local/342655/nsc-chief-rules-out-troop-exit
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