2013年04月09日01時26分掲載
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検証・メディア
サッチャー元英首相、逝去(87)
英国のマーガレット・サッチャー元首相(1925−2013)が亡くなった。87歳だった。サッチャー氏は英国最初の女性の首相(1979−1990)として注目を集めた。80年代に規制緩和や国営企業の民営化を進め、米国のレーガン大統領とともに新自由主義の象徴的存在として知られる。
産経新聞は「頼れる英国の母」と見出しに書き、サッチャー氏の政治家としての業績を大絶賛している。しかし、英国人にとってサッチャー氏が「母」なのかどうかは議論があるところではないか。産経新聞にコメントを求められた政治評論家の屋山太郎氏は「優しくて穏やかなおばさん」と評している。褒められても、その一方で、母とかおばさんと書かれている。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130409/trd13040900180001-n1.htm
スペインの新聞、エル・パイスはサッチャー氏の言葉を集めて記事を1つ作っている。この中で、サッチャー氏を評した言葉も取り上げられている。レーガン大統領は「英国で最も素晴らしい人物」と讃えている。一方、フランスのミッテラン大統領は「(暴君)カリギュラの眼を持っているものの、その口はマリリン・モンローだ」と語ったとされる。http://internacional.elpais.com/internacional/2013/04/08/actualidad/1365429673_200657.html
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