2013年04月21日13時52分掲載  無料記事
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欧州

【仏メディアの旅】 カメルーン仏人家族誘拐解放 人質交換か身代金か軍事介入か、背景は不明  飛田正夫

 フランス政府はカメルーンで誘拐されたタンギ・ムーラン・フルニエ氏の仏人一家7人の解放を確認。彼らは皆元気だと仏国営ラジオ・フランス・アンフォ(RFI)が19日9時50分に報道。オランド仏大統領は2月19日以来2ヵ月に渡る誘拐事件が解放となって肩の荷がおりてほっとしているという。 
 
 2月25日に放映されたビデオによると誘拐者はボコ・アラム(Boko Haram)と犯行声明していた。その誘拐には、「フランスが率いるイスラム主義者との戦闘に反対する勢力」が関係していたと見られていた。彼らはカメルーンとナイジェリアで捕虜になったイスラム主義武装蜂起集団の釈放を要求していた。いまのところは解放が軍事介入なのか身代金によるものか、イスラム主義者人質交換の結果なのかは説明されてない。 
 
 オランド仏大統領は11時にこれを確認する発言をし「彼らはみな元気で喜んでいる」と話した。ロラン・ファビウス仏外相が現地を直ぐに訪問すると話した。 
 
 タンギ・ムーラン・フルニエ氏はGDF Suezの管理職でカメルーンには2011年以来滞在していた。子供は5歳から12歳の4人で夫人はアルバネという。タンギ・ムーラン・フルニエ氏の兄弟がバカンスでカメルーンを訪問した折に一緒に四駆で旅行をしている最中に国立公園ワザ(Wasa)でモーター・バイクに乗る武装した男に停止されて誘拐された。7人2つのグループに分離させられて 
捕虜になっていた模様。 
 
【参考記事】 
http://www.franceinfo.fr/monde/la-famille-francaise-dont-quatre-enfants-enlevee-au-niger-a-ete-liberee-957841-2013-04-19 


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