2013年05月24日00時45分掲載
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ティナ・フェイ著 「Bossypants」
最近、アメリカの空港で必ず目にする本がある。それが「ボッシーパンツ(Bossypants)」*と題するペイパーバックだ。表紙はワイシャツにネクタイ姿の可憐な女性なのだが、腕だけが太くて毛むくじゃら。合成したものなのだが、一度見ると強烈で忘れがたい。この本をあちこちの書店で目にするもののそれがいったい何の本なのか、著者のティナ・フェイが何者かわからないままだった。
それで今回、ヒューストンの空港の書店で買って帰りの飛行機で読んだところ、著者のティナ・フェイ氏がアメリカの放送業界で働く放送作家であり(「サタデーナイトライブ」)、またコメディエンヌでもあることを知った。その極めつけは元アラスカ州知事で副大統領候補だったサラ・ペイリンに扮して徹底的におちょくったことだ。実はもう一人相棒のコメディエンヌがいた。相棒はヒラリー・クリントンを演じ、二人でサラ・ペイリンV.S.ヒラリー・クリントンのかけあい漫才をやっていたのだった。一見もっともらしいことを言っている人気政治家の偽善やおごりを痛罵する。これが喝采を浴びた。おかげでこの「ボッシーパンツ」なる彼女の自伝はかなり売れているようなのだ。
※Bossypants | Tina Fey | Talks at Google
https://www.youtube.com/watch?v=M8Mkufm3ncc
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