2013年05月24日14時05分掲載
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TPP/脱グローバリゼーション
大阪で国際シンポジウム「TPPをとめる!5.31国際シンポジウム─韓米FTA・NAFTAからの警告─」 in 関西
TPP(環太平洋経済連携協定)参加へ前のめりの安倍政権。TPPによって出現するのはどういう世界なのか。私たちは地域で、職場で、国内で、そして世界で何をしなければならないのか。TPP交渉がいよいよ本格化する今、こうした課題を考える国際シンポジウムを開催します。迎えるゲストは、TPP交渉参加国であり、NAFTA(北米自由貿易協定)が発効して足掛け20年になるメキシコの労働運動家と、韓米FTA発効1年になる韓国で阻止運動の第一線を担ってきた運動家です。同国際シンポは、連帯ユニオン関西生コン支部の呼びかけで実行委員会をつくり、行われます。(日刊ベリタ編集部)
NAFTA、韓米FTAはいずれもTPPの原型といわれるものです。これらを受け入れたメキシコ、韓国で生活や労働の現場、環境、医療、食などで何が起こっているか、人々はそれに対してどう闘っているか、などをお聞きし、討論します。
日本の運動側から、反TPPを訴え続けている武建一関西地区生コン支部執行委員長と田淵太一同志社大学教授からも提起いただきます。
今回の国際シンポジウムは、東京の市民グループ「TPPに反対する人々の運動」と「TPPを考える国民会議」の呼びかけに、全国各地の運動体が呼応、それぞれの地域が主体となって実行委員会をつくり、全国レベルで開催されるものです。5月30日の東京、31日の大阪を軸に、北海道、山形、新潟、鳥取、福岡、鹿児島、沖縄とキャラバンします。今後のTPP阻止の国際的な運動の連携をつくる契機にしたいとも考えています。皆様のご参加を呼び掛けます。
― 記 ―
1.時間 2013年5月31日(金)18:00〜20:00
2.場所 協同会館アソシエ(大阪市東淀川区淡路3丁目6番31号)
電話 06−6328−2800
FAX 06−6328−4701
3.講師・パネラー
(1)朴錫運(パク・ソクウン) 韓米FTA阻止汎国民運動本部共同代表
(2)マリア・カルメン・リャマス・モンテス(メキシコ・通信労組STRM)
(3)武建一 全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部執行委員長
(4)田淵太一 同志社大学商学部教授
4.参加費500円(資料代含む)
5.主催 5・31反TPP国際シンポ実行委員会
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