2013年05月27日14時27分掲載  無料記事
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核・原子力

東海村からのお願い−東海村村長村上達也さんへ激れい文を  脱原発とうかい塾代表・東海村議会議員 相沢一正

 柏崎刈羽を始め、原発立地地域や首都圏ほか全国で原発再稼働阻止・廃炉を求めて闘っている皆さん、ご苦労様です。連帯の挨拶をしつつ東海村からのお願いを申しあげます。この9月初めに、東海村の村長選挙が行われます。現職の村上達也氏は、全国の原発立地自治体の首長としてはただ一人、脱原発を主張しております。そして昨年までの民主党政権下の政府に対して、地元の東海第二原発の再稼働中止・廃炉を強く要求して来ました。その主張を今もって維持しております。(5月柏崎刈羽原発の再稼働NO集会での発言から) 
 
 村上村長は1999年のJCO臨界事故の際には東海村の村長として、国も県も何らの決定も出来ないでいた時に、近隣住民の避難を独自に決定して実行した人です。それ以来、この国は原子力を扱う資格があるのかと疑問を呈してきました。原発は本質的なところは原爆と変わらないと考え、原子力の研究開発に手を染めてしまったことを嘆く科学者に共感する立場に立っていましたが、福島原発事故を踏まえて、村民の命と安全を守らなければならない首長として、原発の存在を許すわけにはいかないと強い確信を持つにいたったようです。東海第二原発から30km圏内にはおよそ100万人、この人たちの避難はできるのか、東海村民3万8千人をどこへ避難させるか、その生活は、と考えてぞっとした、と語っております。 
 
 このような原発に対する考えを持つ村長を、今こそ東海村は必要としています。 
村上達也氏でなければ、この現状を乗り切ることはできません。そして東海村の住民としては些か僭越なのですが、全国の脱原発運動、原発再稼働中止・廃炉の運動にとっても、脱原発の旗手として一種のカリスマ性すら備えるにいたった村上達也氏が東海村の村長として断固として存在していることは、大きな励みになることと思います。 
 
 ところで、その村上村長に対して、「原子力ムラ」は、なかんずく日本原電・日本原子力機構や原子炉メーカーの日立製作所、原発推進の自民党勢力は陰に陽に攻撃を仕掛け、村長追い落としを、総力を挙げて図っています。この状況下で私達は村上達也氏に村長選出馬の表明を明確にするよう求め、そのうえで選挙態勢の隊伍を組みたいと考えています。そこで、全国の、志を同じくする皆さんに以下の事をお願いする次第です。 
 
 村上達也村長に、村長選出馬をはやく表明するようにとのお願いをお手紙してください 
 
 住所 319−1192茨城県東海村東海3丁目7番1号 東海村役場内 
 宛名 村上達也 様  (TEL 029−282−1711代表) 
 
(東海村長選挙を全国が注視していること、その中で、村上達也氏が断固として村長選挙に臨むことは、全国の脱原発運動、立地自治体の原発再稼働阻止の運動を奮い立たせること、そして当選することでさらに大きな励みになることを伝えてください) 


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