2013年06月04日14時28分掲載  無料記事
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橋本勝21世紀風刺画日記

203回 橋下徹の本音が9条を救った

「銃弾が雨嵐のごとく飛び交う中で、命をかけて走っていくときに、 
どこかで休息させようと思ったら慰安婦制度は必要」とは 
橋下徹よ、よくぞ言ってくれた 
戦争には性的欲望は欠かせない 
日本国家が秘密にしておきたいものを赤裸々に暴き出してみせたのである 
 
いや、それはいかなる戦争にもつながる戦争の本質かもしれない 
おまけに「沖縄米軍はもっと風俗業の女性を活用しろ」とは 
アメリカの反感をかうことなど気にせずよくぞ言った!橋下よ 
選挙での日本維新の敗北などおそれはしない(おかげで改憲勢力が議会の3分の2以上になるという安倍政権の夢は実現しない) 
いや壊滅してもいいのだという覚悟の潔さ 
おそらくこれからの彼の人生は苦難を極めるだろう 
政治家としての彼は、もちろん維新の代表を辞めざるをえないだろうし 
大阪市長の座も追われることになるだろう、彼を市長にさせ続けるほど 
大阪市民はお人よしではないと思いたい 
 
では彼はなんで食べていくことになるのか 
テレビ・タレントとして生きていくにしても今回のことで 
大衆の大いなる反感を買った彼をテレビ局としては使えないだろう 
では本業の弁護士業に戻る、これも悪名がついてまわって 
仕事の注文が来なくなるかもしれない、弁護士資格の取り消しなんて最悪のことにも 
 
かくて橋下さん、沖縄で風俗業をやることに・・・・・・なんてマンガみたいなことに 
そう、彼のような人間世界の悪を、建前などトコトンぶち壊して告発して見せるものは 
風刺マンガ家こそ最適かもしれない、私の好敵手あらわるである 
でも残念、彼は絵がかけないかも 
ああ、自らがまいた種とはいえ、かわいそうな橋下さんに、 
みなさん温かい目を。 


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