2013年06月10日01時10分掲載
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『映画 日本国憲法』(監督ジャン・ユンカーマン)〜憲法を考える映画の会の第3回目〜花崎哲
アジアの国の人々は日本が「戦争をしない国」だということ、戦争を放棄した日本国憲法をもっている国だと言うことを知っているのでしょうか?
憲法を考える映画の会の第3回目は海外からの視点で日本国憲法をとらえた映画『映画 日本国憲法』をいっしょに見て、話し合い、わからないことに知恵を出し合って憲法を自分たちのものにしていきたいと考えています。
第3回はアメリカ人のジャン・ユンカーマン監督の『映画日本国憲法』です。海外では日本国憲法がどのようなとらえられ方をしているのか、世界史の中での日本国憲法、今も新鮮な視点と考え方を私たちに提起してくれる作品です。
「私が初めて日本を訪れたのは1969年のことである。その頃、ベトナムのジャングルでは50万人以上のアメリカ兵が戦っていた。私は16歳だった。当時のアメリカには徴兵制があったから、いずれは自分も不当で無節操な戦争に参加しなければならないという不安を感じていた。日本の平和憲法は、アメリカにあふれ返る軍国主義と明確な対照を成す、悟りと知恵の極致のように思えた。そのことが、日本にいるといつもやすらぎを感じられた理由の一つであろうし、私が長い間、日本に住み、日本で子供たちを育てようと決めた大きな理由ともなっている。」(ジャン・ユンカーマン)
今回はとくに日本駐在のアジアの特派員の方などにも案内を送り、戦争をしたくない日本人がたくさんいることを世界の人々に知らせて欲しいと思っています。
第3回「憲法を考える映画の会」
■6月15日(土)14時〜17時
■婦選会館2階会議室(渋谷区代々木2-21-11)
TEL 03-3370-0239
プログラム:映画「映画 日本国憲法」(78分)
6月15日は、是非映画の会にいらっしゃって下さい。
主催:戦争を考える映画の会
花崎哲
E-mail hanasaki33@me.com
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