2013年07月21日03時59分掲載
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文化
パリの散歩道 ショーウィンドウのビザールな置物
パリのショーウィンドウの写真が送られて来た。台の上に置かれているのは動物の置物のようだ。しかし、どこか風変わりな風貌である。
特殊な耳の形だ。コウモリのように、あるいはシェパードのようにぴんと立っている。顔は猿のようだ。首輪をはめている。写真をよく見ると、白い紙にフレンチブルドッグと書かれている。耳が立っているのがフレンチブルドッグの特徴だそうだ。ちなみに歌手のジェーン・バーキンがパリで飼っていたブルドッグは耳が小さくてぺしゃんと寝ていた。あれは本場英国のブルドッグなのかもしれない。
フレンチブルドッグの置物の値段は54ユーロと74ユーロだから、結構な値だ。それでも、20ユーロの値段の違いはどこにあるのだろう。
ところで値札に添えてある「AZOR」とは置物を作って売っている会社のブランドなのだろうか、あるいはそんな名前の犬のキャラクターがあるのだろうか?
パリの友人パスカル・バレジカ氏に尋ねると、アゾル(AZOR)というのはフランスで犬によくつけられる名前だという。置物の色は黄色があればオレンジもあり、ブルーもある。変わった風貌だがどこかお洒落でもある。
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