2013年08月10日11時53分掲載  無料記事
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TPP/脱グローバリゼーション

TPP・日米との2国間協議 米国は日本に緩い排ガス基準を押し付け 山田正彦

 日米とのTPPの2国間協議、NHKの9時からのニュースウオッチナインに異議あり。非関税障壁について、自動車についての安全基準についていかにも日本が厳しい検査を強いているかのごとく報道されたが、そうではない。米国の自動車の排ガス基準と騒音基準は日本比較にならないくらい緩い。 
 
 TPP加盟国はすべて環境基準と労働基準は同一にすると、米議会での公聴会でマランチェスは述べているが、すでにTPP交渉参加の事前協議合意の中で排ガスなどの基準でタイプごとに5000台全部で10万台は簡易検査で輸入できる旨合意している。 
 
 簡易検査とは、韓国がそうであったように、米国の安全基準のままに、最大10万台までは輸入できることに合意しているのだ。 
それ以上のものを、今自動車でも、保険でも、郵政でも米は求めているが、それがすべて国民に明らかにされないままに、秘密裏に行われることがなんとも怖い。 
 
(山田正彦メルマガから) 


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