2013年09月14日13時44分掲載
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アフリカ
9月29日シンポ「使い捨てられるアフリカ 〜資源開発とコンゴ危機〜」
コンゴ民主共和国と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか? 旧ザイール? 地理の授業で習った銅の生産国? リンガラ・ポップ? コンゴ民主共和国は、銅やコバルトなど貴重な鉱物資源の産出国であり、資源が豊富であるがゆえに長年にわたって紛争で苦しめられている国です。こうした状況の中でも資源を求める各国の動きは止まらず、最近では中国の進出が目立ってきています。国際人権団体アムネスティは9月29日、都内でコンゴの今をめぐるシンポジウムを開催します。(日刊ベリタ編集部)
アムネスティは最近、コンゴ民主共和国カタンガ地方の採掘現場における人権侵害を告発する報告書を発表しました(原題はProfit
and Loss、現在、鋭意翻訳中!)その中では、危険で劣悪な衛生状
態、児童労働、住民の強制立ち退きなどの問題が浮かび上がってき
ます。
報告書をきっかけに、改めて紛争で傷つくコンゴの現在を知り、資源開発の問題を考えるシンポジウムを企画しました。紛争、環境、資源採掘をめぐる国際的な傾向など、さまざまな視点で語るパネリストが登壇します。奮ってご参加ください!
▽使い捨てられるアフリカ 〜資源開発とコンゴ危機〜
■日 時:9月29日(日)14:00〜17:00(13:30開場・受付開始)
■場 所:青山学院大学青山キャンパス 17号館 17310教室
■参加費:800円(学生500円)※事前申し込み
▽ 詳細はこちら
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/event/2013/0929_4126.html?mm=1
▽コンゴの紛争をわかりやすく解説した書籍もあります
http://amnesty.online-store.jp/i-shop/product.pasp?cm_id=268379&to=pr
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