2013年11月08日22時14分掲載
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スリランカ映画『やさしい女』上映会&トークショー 12月16日
映画の上映と併せて活動報告を行うイベント『パルシック シネマカフェ』。「パルシック」はフェアトレードを通じて、マレーシア、東ティモール、スリランカの人々と協力し、反貧困の活動を行ってきました。
「パルシックシネマカフェ」第1回目となる今回は、スリランカ内戦に翻弄されたタミル人とシンハラ人の恋愛を描いた映画『やさしい女』を上映します。上映後にはパルシックの現地スタッフ西森光子さんによるトークがあります。西森さんはスリランカの内戦終結(2009年)後、帰還民支援活動の一環として現地で「干物作り」を行ってきました。3年以上の現地滞在経験があります。
席数に限りがあります。
ぜひ、事前にご予約ください(有料)。
日時:12月16日(月) 18:30 開場 19:00 開演
会場:渋谷「UPLINK FACTORY 」
詳しくは以下のリンクへ。
http://www.parcic.org/news/events/5036/
■スリランカ 外務省の情報から。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/srilanka/data.html#01
北海道の約8割くらいの面積の島に約2000万人が在住。民族構成はシンハラ人(72.9%),タミル人(18.0%),スリランカ・ムーア人(8.0%)(一部地域を除く値)。宗教は仏教徒(70.0%),ヒンドゥ教徒(10.0%),イスラム教徒(8.5%),ローマン・カトリック教徒(11.3%)(一部地域を除く値)
<内戦>
スリランカでは1983年以降25年以上に亘り,スリランカ北・東部を中心に居住する少数派タミル人の反政府武装勢力である「タミル・イーラム解放の虎(LTTE)」が,北・東部の分離独立を目指して活動し,政府側との間で内戦状態であったが,2009年5月に政府軍がLTTEを制圧し内戦が終結した。なお,この内戦で7万人以上が犠牲となったといわれている。
内戦終結後,ラージャパクサ大統領は約29万人ともいわれた国内避難民の再定住を進めた。同大統領は任期を2年残し,大統領選挙の繰り上げ実施を決定。2010年1月に大統領選挙が実施され,同大統領が再選された。その後,同年4月に総選挙が実施され,同大統領率いるスリランカ自由党(SLFP)を中核とする与党統一人民自由連合(UPFA)が過半数を大きく上回る144議席を獲得して,引き続き政権運営にあたることとなった。最大野党の統一国民党(UNP)が43議席,タミル国民連合(TNA)が14議席,人民解放戦線(JVP)が7議席となっている。2010年11月,ラージャパクサ大統領は2期目の任期を開始した。
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