2013年11月23日21時55分掲載  無料記事
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パスカル・バレジカ著「フランスからの手紙」(No1〜No28) 〜仏語の原文をつけ日仏対訳にしました〜村上良太

  パリの著述家・翻訳家のパスカル・バレジカさんに2010年から2012年にかけて寄稿していただいた「フランスからの手紙」(No1〜No28)に、この度、バレジカさんによるフランス語のオリジナルテキストをつけました。 
 
  当初からフランス語の原文をつけることも考えていましたが、フランス語に特有のアクセント記号などが文字化けすることがわかり、それもかなり多くの箇所で起きて読みづらくなったため諦めていました。しかし、今、ウェブサイトが改良されたらしく、文字化けしないようです。ただ、若干の記号で修正できていない箇所が残っていますが、近日、修正したいと思っています。 
 
  原文がつくと、翻訳した筆者の誤訳などもまた指摘されることもあるでしょう。しかし、そうしたことも今後の肥やしにしていくつもりです。いずれにせよ筆者自身はフランス語の素人なものですからこれも修行です。また筆者自身がバレジカさんの原文を読むことがラクになりますし、併記しておくことで、将来、様々な形で活用する時に管理がしやすくもなったのです。 
 
  原文をつけることでフランスの方々にも読んでいただけることになります。また、グーグルの自動翻訳機能を使うと、フランス語に近いスペイン語、イタリア語、ポルトガル語などにも変換できる道が開けます。多少、ぶれるでしょうが、英語にも変換することもできるでしょう。いずれにしても日本語の翻訳から変換するより、はるかに精度が高いものになります。 
 
  バレジカさんの寄稿文の面白さはフランス人から見た欧州の内情が詳しく書かれていることです。また、かつてフランスの植民地であったアフリカ北部や中東などのフランスから見た情勢も書かれています。ここには日本から見たものとは違った世界があります。「フランスからの手紙」は2010年から2012年までの情勢に応じて書かれたものですが、手前味噌ながら、これらは今日でも継続して読まれる価値のあるものと思っています。また3年にわたり、無償で寄稿してただいたバレジカさんに感謝するものです。 
 
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村上良太 
 
■ニュースの三角測量 
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