2013年12月09日11時39分掲載
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政治
『非暴力不服従〜安倍政権の暴挙に抗う』 池住義憲
特定秘密保護法は、悪法中の悪法。憲法の「平和主義」「民主主義」「基本的人権」三つの根本原則に違反する。民意とは相容れない。憲法違反の悪法成立だけをもって違憲訴訟を起こしても、「訴えの利益なし」の一言で却下されてしまう。では、どう抗う(あらがう)か。
悪法施行(2014年12月)まで、1年ある。
その間、秘密保護法を廃止させる世論を起す。
特定秘密保護法廃止法案提出を野党に求め、成立させる動きを起す。
憲法違反の悪法の施行を許さず、廃止を強く迫る私たちの声を結集する。
それが出来なければ、政権の退陣を求める。
悪法には、服従しない。服従する必要はない。
1930年、ガンジーが塩税法に反対し、非暴力不服従運動を起したように。
1950年代、キング牧師がバス車内人種分離法に反対し、非暴力・大衆市民不服従運動を起したように。
そして今、悪法成立下で、どうするか。
それは、私たちの暮らし・いのち・平和を守るための重要な情報を、仲間に呼びかけ、仲間と相談して得る努力をし続けること。
そうした重要情報は、私たちのもの。
そうした重要情報を知ることは、最高法規・憲法で保障された私たちの権利。
臆することはない。
もしそれが”共謀・教唆・扇動”行為とされたら、裁判を起して闘う。
1930年のインド(英国統治下)も1950年代の米国も、非暴力不服従運動で刑務所は溢れた。
その運動が、悪法廃止に繋がっていった。
萎縮する必要は、ない。
間違っていないのだから。
<2013年12月メール通信>から
(2013年12月6日夜に記)
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