2014年01月24日10時25分掲載
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文化
独創的な作家エドワード・ゴーリーの記録映像 米ドキュメンタリー作家がウェブで公開
A:エイミーは階段から転がり落ちた
B:ベイジルは熊に襲われた・・・
子供たちがどう死んだかをワンフレーズでアルファベットのAから続けていく絵本「ギャシュリークラムのちびっ子たち」(The Gashlycrumb Tinies)。不気味な手毬歌のようだが、同時にあっさりと淡々とつづられていく。こんな作風で世界的に知られる不思議な米作家、エドワード・ゴーリー(Edward Gorey,1925年-2000年)。彼の差し絵では傘を差した骸骨女がその下にアルファベットの数の26人の子供たちを連れている。以下はゴーリーが晩年を過ごしたマサチューセッツ州ケイプ・コッドに設けられたゴーリーの博物館のウェブサイト。
http://www.edwardgoreyhouse.org/gashlycrumb-tinies
悲惨な運命の子どもたち、不思議な動物・・・、エドワード・ゴーリーは大人のための絵本作家として知られ、日本でも「うろんな客」「おぞましい二人」「不幸な子供」「題のない本」などを東大の柴田元幸氏が翻訳紹介している。
ゴーリーが晩年に過ごしたケイプ・コッドでの記録映像を地元在住の記録映画作家Christopher Seufert氏がウェブサイトで公開している。
http://www.edwardgoreyfilm.com/
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