2014年02月14日22時18分掲載
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政治
フランス地方選 低投票率を恐れる与党・社会党
ルモンドによると、3月に予定されているフランスの地方選=全国の市町村議員を選出=で、投票率が低いのではないかとの世論調査会社の観測に、社会党が不安を感じているそうだ。
http://www.lemonde.fr/politique/article/2014/02/14/municipales-le-ps-s-alarme-des-effets-d-une-abstention-elevee_4366499_823448.html
ルモンドの風刺漫画では投票を呼び掛ける人に対して、紙を丸めて捨てる人々が描かれている。東京都知事選の低投票率が最近報じられたばかりだが、フランスでも政治不信なのだろうか。与党の社会党は投票率が低下した場合、右派政党の有利になると見ているようだ。3月の選挙でどれだけ自分の陣営を動員できるかを考えている模様だ。
オランド大統領の支持率が歴代でも最低になっていると言われ、失業率が下がらず、社会党に対する失望が広がっていると見られる。この選挙は大統領選と国会議員選の間の中間選挙的な意味合いを帯びていると言われている。
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