2014年02月27日00時29分掲載
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欧州
「漫画の国のアンネ・フランク」〜BDドキュメンタリーとは?〜 漫画、音声、映像、インタビューをコラージュして社会を描く
フランス人が書いた「漫画の国のアンネ・フランク」という本がある。アラン・ルーコウィッツ(Alain Lewkowicz),バンサン・ブルギョー( Vincent Bourgeau), サミュエル・ポット(Samuel Pott) 、マルク・サンソーベ(Marc Sainsauve)らの執筆になる「ウェブ漫画」だ。そこには写真も、漫画も、文章も、音声や映像も組み合わされているようだ。公開されたのは2013年。
http://vimeo.com/52289432
「アンネの日記」が世界の中でも特に日本でベストセラーになっているのはなぜか。非業の死を遂げた少女の物語であることや、漫画に翻案されたりすることなど、欧州から見ると謎めいて見えるらしい。そのことを理解しようと、日本社会をルポしたものがこの様々な表現を組み合わせたウェブ漫画なる「漫画の国のアンネ・フランク」のようだ。これを当該ウェブサイトではBDドキュメンタリーと称している。BD(漫画)であり、かつドキュメンタリーであるということだ。
http://annefrank.arte.tv/fr/#/apropos
■Alain Lewkowicz のドキュメンタリー作品群(france culture)
フランスのメディア「フランス・キュルチュール」では監督のフィルモグラフィをウェブで紹介している。日本の大手メディアと異なり、個々の監督の個性を尊重する方針のようだ。
http://www.franceculture.fr/personne-alain-lewkowicz.html
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